このような悩みを解決します。
もしかしたらその人とあなたは違うステージにいるのかもしれません。
僕は最近なぜか周囲の人間関係で合わないなぁという人が増えてきました(笑)
なぜかなと思ってたんですが、「人間のレベル論」という考え方を知って妙に納得できました。
どうやら、僕は読書やyoutube動画での勉強などを通じて、考え方や思考が変わっていく中で自分のステージが変わっていたようです。
だから、今まで考え方が合うと思っていた人としっくりいかなくなってきたみたいです。
「人間のレベル論」という考え方を学び、自分のステージや相手のステージを知ることで、生き方や人間関係のよいヒントになります。
面白い考え方なので、一緒に学んでいきましょう。
・職場や学校の人間関係に悩んでいる
・なぜか合わない人がいるけどどうしたらいいか分からない
・色んなタイプの人とうまく付き合っていく方法を知りたい
幸福に生きるための考え方【人間のレベル論とは】
「幸福のための人間レベル論」という本の中で著者の藤本シゲユキ氏が唱えている考え方です。
以下は、著書よりの抜粋となります。
・人間の幸福レベルを9段階のフィールドに分けてたものが人間レベル図となり、上位フィールドに行けば行くほど、幸福を感じる能力が高くなる。
・さらに、人間レベル図では、9つのフィールドを下から順に、「人でなしステージ」、「気づいていないステージ」、「気づいているステージ」、「悟りステージ」の4つのステージに分類しています。
・「気づいていないステージ」から「気づいているステージ」に上がることが、人間が生きづらさを抜け出して心からの幸福を感じられるようになる、一番のターニングポイントになる。
とのことです。
なるほど!
同じことに対してであっても、人によって捉え方が違います。
何かの出来事に対して、ある人はそのことを不幸と捉えたり、ある人はそのことを幸福と捉えます。
レベルが上位の人ほど、人生において幸福を感じる能力が高く満足度が高いということです。
常にどこか不幸せそうで、物事の捉え方や考え方や価値観が貧しい人っていますよね。
そういう人たちが下位のフィールドといえます。
「気づいているステージ」の人と「気づいていないステージ」の人には大きな壁があります。
価値観や考え方の違いに大きな差があるとのことです。
注意点としては、以下の2点が前提として示されています。
・ステージやフィールドが上の人間が人として優れているわけではない
・「人でなし、気づいていないステージ」にいる人たちが、「気づいている、悟りステージ」にいる人たちと、親密な人間関係を作れることはほぼ皆無ということ
※本書では、各フィールドやステージの特性が述べられており、「いるいるこういう人!」って感じですごく分かりやすくておもしろいので是非詳細を知りたい方は本書を読んでみてください。
合わない人がいる理由【ステージが違うのかも】
本書では、著者自身も下位のフィールドから上位のフィールドへフィールドアップしていったと述べられています。
・フィールドやステージは先天的なものではない
・後天的にアップもダウンもする
・フィールドの変化には限界がある(※注釈)
※けだものフィールドはどうあがいても、それ以上のフィールドアップはできません。
僕自身も本書の各レベルの特徴をみて、自分のフィールドが何となく理解できました。
過去の学生時代の自分は「チワワフィールド」にいた気がします。
そして、社会人になってしばらくした頃は、「ハリネズミフィールド」の特徴がよく当てはまる状態だった気がします。
現在は、「ネコフィールド」と「ライオンフィールド」をいったりきたりしているのではないかと思っています。
「ハリネズミフィールド」まではいわゆる「気づいていないステージ」で、「ネコフィールド」からは「気づいているステージ」になります。
つまり、最近感じていた周囲の人間との考え方の差はここにあったようです。
どうやら僕は「気づいているステージ」にアップしたことで、「気づいていないステージ」の人と合わなくなったように感じていたのではないかと思います。
幸福に生きるための人生の真理に気づこう
前述したように、「気づいているステージ」へ上がることが、人間が生きづらさを抜け出して心からの幸福を感じるようになる、一番のターニングポイントです。
では、この「気づいている」というのは「何に」気づいているということなのでしょうか?
気づいているステージの人の代表的な考え方を著者が以下の5つ示してくれています。
①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果である
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
⑤なるようにしかならない
・起こっている出来事を人や環境のせいにする
・出来事を自分の不幸としてとらえる
・やりたくないことを我慢している
・物事を悲観的にとらえたりする
・起こっている出来事を自分の行動の結果としてとらえる
・自分の軸で考えることができる
・起こった出来事を自分にとってプラスに捉えられる
・自分のやりたいことを優先する
・なるようになるという考えをもっている
「気づいているステージ」の人たちはこういう人生の真理に気づいているため、幸福を感じやすい状態であるといえます。
そして、「気づいているステージ」と「気づいていないステージ」の人は根本的に考え方が違うので理解しあえないところがあるといえます。
ただ、「気づいているステージ」の人たちからすれば、「気づいていないステージ」の人の心理や行動は手に取るようにわかりますが、逆はないみたいです。
上位フィールドは下位フィールドの人たちの心理を想像できますが、下位フィールドの人たちにとっては上位フィールドの人たちの考え方は異次元であり理解しがたいようです。
つまり、上位フィールドの人たちからすればこうすればいいのにと思うことがあって助言しても、下位フィールドの人たちの心には届かないわけですね。
自分たちでステージアップする努力をして引き上げるしかないといえます。
そのためのヒントも本書では詳細に述べられているので、興味ある方はぜひ読んで実践してみてはいかがでしょうか?
まとめ【人間レベル論を知ることで人付き合いが楽になる】
人間は生きていくうえで、対人関係の問題の解決は必要不可欠です。
色んな人がいて色んな価値観をもった人がいるなかで、うまくコミュニケーションをとり生きていかなければなりません。
相手の考え方や価値観が理解できないこともあるかもしれません。
そのときには、この記事で紹介した「幸福のための人間レベル論」を読んでみることをお勧めします。
自分がどのステージにいて、相手がどのステージにいるのかわかれば、根本的な考え方の違いを理解することができます。
そうすれば余計なストレスを感じたり余計な衝突をすることも避けられます。
そして、自分のステージを認識できたら、より上位のフィールドやステージに上がることで、より楽に幸福に生きることができるようになれるかと思います。
ぜひ、幸福に生きるための一つのヒントとなる考え方かと思うので、知ってみてはいかがでしょう?
それでは、また!