お腹が鳴るんじゃないかと気になって授業に集中できない。
どうしてよくお腹が鳴るのかな。病気じゃないか心配。
授業中の静かなときに限って、お腹が鳴ってしまって恥ずかしい経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
・毎日のように授業中にお腹が鳴っていた
・お腹が鳴るのが心配で朝食をすごい量食べていた
・お腹が鳴るのが心配で早弁していた
・お腹が鳴らないように意識や心配することで授業に集中できていなかった
当時はめちゃくちゃ悩んでいたし、色々対策していました。
でも今になっては無駄なことをしていたなという想いが一番です。
お腹が鳴ることを悩んでいる人って結構多いと思っています。
同じように経験してきた僕から言えることもあると思いますので、経験談や対策など含めて参考になれば嬉しいです。
【本記事の内容】
・「お腹が鳴ること」に対しての学生時代の経験談と対策方法
・今になって思う「お腹が鳴ること」についての考えの違い
僕自身は「お腹が鳴ること」についての悩みは現在は克服しています。
どうやって克服できたか、今の考えについても含めてお伝えできればと思います。
・授業中にお腹が鳴ることで悩んでいる人
・お腹が鳴るのを防ぐ方法を知りたい人
お腹が鳴る原因とは【空腹、病気、緊張?】
まず知っておいてほしいのは、お腹が鳴るのは生理現象の一つでおかしいことではありません。
ただ、それでも授業中など静かな空間でお腹が鳴って、周囲の人に聞こえたら恥ずかしいと思いますよね。
僕も「なぜお腹がなるんだろう?どうにかして防ぐ方法はないかな。」と思っていました。
一般的には、お腹が鳴る音は「胃の中で空気が移動するときの音」だと言われています。
空腹の時にお腹が鳴るのは正常な生理現象
胃の中の動きが活発になったときに、胃の中で空気が移動するときに「グー」とお腹が鳴ります。
胃の動きはお腹が減っているときに活発に動くようになっています。
こういった胃の動きは生理現象の一つで正常なものです。
気にしても仕方がないところといわれる所以ですが、人よりお腹が鳴りやすいのなら「呑気症」かもしれません。
空気嚥下症(くうきえんげしょう)とは、空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷやおならがたくさん出たり、腹部膨満感を覚える症状のことである。呑気症(どんきしょう)とも呼ばれる。(wikipediaより)
食事のときに空気を飲み込みすぎている、炭酸飲料の飲みすぎだったりするかもしれません。
唾液を飲み込むときに空気を一緒に飲み込んで増強することから、精神的な影響によるとも考えられています。
胃ではなく腸の方であれば過敏性腸症候群かも
過敏性腸症候群とは、腸が精神的ストレスや自律神経失調などの原因で刺激に対して過敏な状態になり、便通異常を起こす病気。(厚労省のe-ヘルスネットより)
胃より下の下腹部の方で、「キュルキュル」「ゴロゴロ」などの音が鳴るのであれば、腸の方で鳴っている音かもしれません。
腸は常に蠕動運動をしており、看護師なども聴診器で日常的な検査でみています。
これが周囲に聞こえるぐらいの大きな音だったり、腹痛や下痢を伴っているのであれば過敏性腸症候群かもしれません。
過敏性腸症候群の要因
・過度なストレス
・暴飲暴食
・不規則な生活
これらが、自律神経の乱れを引き起こすことによるものと考えられています。
あまりに気になるようであれば、専門医の受診を考えるほうがいいでしょう。
お腹が鳴ることを気にしていた学生時代の対策7選
僕は高校生の3年間の授業中のほとんどを、お腹が鳴ることを気にして生活していました。
当時の僕の悩んでいた気持ちや対策を思い出して書いてみます。
それこそ思いつく限り色んな対策をしていました。
お腹が鳴ることを気にして行っていた対策
①朝食をとにかくお腹に入るだけ詰め込む
②腹持ちの良さそうな物を食べる
③早弁をする
④お茶をちょこちょこ飲む
⑤飴、チョコレート、「ぐーぴたっ」を合間に食べる
⑥ゲップをしてお腹の中の空気を出す
⑦お腹に力を入れる
我ながら本当に色々試しましたね。
①朝食をとにかくお腹に入るだけ詰め込む
高校生の食べ盛りの男だった当時の僕は、今考えても吐き気がするぐらい朝から大量に食べていました。
徐々に昼まで持つ時間が短くなっていって、そのたびに食べる量を増やしていった感じです。
例:ご飯1杯 ⇒ ドンブリ飯1杯 ⇒ ドンブリ飯1杯+インスタントラーメン
朝の時間が許す限りと食べられる限界まで食べていました。
これでお腹が鳴ることはかなり減りました。
②腹持ちの良さそうな物を食べる
そのうち食べる量を増やしても、お腹が空いてきて「お腹が鳴る」のに対抗できなくなりました。
そしてより腹持ちのいいものに変更していきました。
例: パン ⇒ ご飯
炭水化物 ⇒ 肉や脂っぽいもの(とんかつ・唐揚げなど)
この頃から晩ごはんの余り物を次の日の朝に食べるようになっていました。
なので普通に晩御飯に食べるようなガッツリしたものを食べていました。
確かに、腹持ちのいい物のほうがお腹が鳴るのは減っていた気がします。
③早弁をする
朝食をいくら工夫しても昼前にはお腹が減ってきて、お腹が鳴ることがありました。
あとは朝食にいっぱい食べる時間がないときもありました。
その次の対策としては、弁当を大量に作ってもらって、1/3ぐらいを昼前に早弁するようになっていました。
ただそれをやり過ぎると、午後の授業中にお腹が空いてくる心配があったので、あくまでもどうしようもないときだけにしてましたね。
④お茶をちょこちょこ飲む
休憩時間の合間合間にちょこちょこ水分補給をするようにしていました。
水分補給は正直気持ち程度しか、対策にはなっていなかった気がしますね。
夏場でお腹がタプタプになるぐらい飲んだときは効果あったけど、少し飲むだけでは正直あまり変わりないですね。
⑤飴、チョコレート、「ぐーぴたっ」を合間に食べる
血糖値が下がると空腹感を感じます。
空腹感から胃の活動が活発化するともいわれているので、飴やチョコレートを少し食べるのも効果あると言われているみたいです。
僕自身は飴よりチョコレートの方が効果あった記憶があります。
さらにいえば、グルコマンナンっていうお腹の中で膨らむ成分が入ってる「ぐーぴたっ」っていう商品が割と良かったです。
助けられた記憶があります。
あとはソイジョイとかもよく食べていました。
腹持ちのいいお菓子は割とアリだと思いますね。
⑥ゲップをしてお腹の中の空気を出す
胃の中の空気が動くことで、お腹が鳴るのであれば胃の中の空気が少なければいいんじゃないか。
ということで、授業の合間の休憩時間などに、お腹に力をいれて絞り出すようにしてゲップをしていました。
もちろん、トイレや誰もいないところでやってましたが。
⑦お腹に力を入れる
前述したように色々な対策をやっていました。
それでも、授業の時間が長かったりして、お腹が減ってきてしまうことがあります。
もうそうなったときは、ひたすら姿勢を正してお腹に力をいれてこらえていました。
そのときは冷や汗をかきながら耐えていたこともあります笑
お腹が鳴ることに対して悩んでいた学生時代の体験談
今考えても本当に「お腹が鳴る」ことに囚われていたなと思います。
おそんなことより、授業に集中しろよって感じですよね。
本当にアホらしく感じますが、当時の僕にとってはすごい悩みでした。
と恐怖に思っていました。
お腹が鳴ることを恐れていたことでのデメリット
・朝からいっぱい食べすぎて胃腸に負担
・食べすぎて太っていった
・授業に集中できていなかった
本当に今考えれば無駄な努力だったと思っています。
食べすぎて不健康だったと思うし、それが原因で太ってたというのもある。
あとはお腹が鳴らないかを心配するあまり、授業にも集中できていなかったと思います。
デメリットしかないですよね。
でも当時の僕にとっては、「もしお腹が鳴ったら」という恐怖はとてつもないものがあったんです。
今になって「お腹が鳴ること」について思うこと
・人は自分が思っている以上に自分に興味がない
・お腹が鳴ったのが聞こえたところで何とも思わない
・お腹が鳴ったとしても周囲が気づいていないことも多い
・対策することが悪循環になり余計お腹が鳴りやすくなっていた
・気にしなくなって逆にお腹が鳴らなくなった
当時は、お腹が鳴ってしまったら恥ずかしいとか、好奇の目でみられるんじゃないかと思っていました。
でも今はわかるんですが、全くそんなことはないんですよね。
鳴ったところで周りはどうとも思わない。
そもそも生理現象ですしね。
あと色々対策していたのがかえって、ストレスになってたり余計に胃の活動を活発にさせて、余計にお腹が鳴りやすくなっていたんじゃないかと思っています。
全然気にしなくなった今は本当に全然鳴らなくなったので。
まとめ【お腹が鳴ることは気にしなくていい】
気にしている人に、こう言っても仕方ないのは分かってるんですが、結論としては「気にしないこと」です。
僕自身、高校の3年間本当に悩まされていたけど、今となっては本当に無駄だったと思っています。
「お腹が鳴ること」よりそれを気にしてしまう自分の心に問題があった。
お腹が鳴ったら素直に「お腹減ったー」っていう人の方が人間らしいし、何もおかしいことではないんですよね。
今となっては、お腹が鳴っている女の子とかいたら、逆に可愛らしいと思ったりするぐらい。
気にするなと言われても気にしてしまうのはわかるんだけど、本当に気にしないでほしい。
僕の学生時代の対策方法を色々お伝えしましたが、結論はコレ以外にはありません。
悩みや心配ごとから解放されるのを祈っています。
それでは、また!