「年金2000万円不足問題」がテレビで話題になりましたね。
副業も公に解禁していく動きもでてきています。
投資についてもNISAやiDeCoも導入されて利用する人が増えてきているようです。
高齢化社会で先行きが不安な中、行動し始めている人は既に色々行動しています。
このまま何も考えずに今まで通り会社にいき、貯金もせず将来設計をたてずに日々を過ごしていては、将来生活が立ちいかなくなるかもしれません。
現在の日本の社会の流れを踏まえつつ、どう行動していくべきでしょうか?
こういう話をしている僕自身も最近までかなりお金に対してのリテラシーが低かったといえます。
たった数ヵ月での行動や思考変化であり、まだまだ勉強不足ではありますが、お金に対しての知識やリテラシーを高めたことで少しずつ変わってきました。
僕自身のこの数か月での実際の行動も含めて考えを整理していきたいと思います。
数か月前の僕のような人たちにも、参考になるかと思います。
・年金2000万円不足するとか言われてもどうすりゃいいのさって感じの人
・今からどうやってお金を準備していけばいいのか対策を知りたい人
・資産を形成していく準備をし始めている人
少子高齢化社会で今後必要となってくるもの
平均寿命は増加し高齢化社会を突き進む現代
人生100年時代を迎えつつあり、今の若い世代の2人に1人は100歳まで生きるといわれています。
平均寿命って何を意味するか分かりますか?
平均寿命とは、「その年に生まれた人が何歳まで生きるかを推計したもの」になります。
ひと昔前と違い若くして亡くなる方は減ってはいますが、中には一定数いるわけです。
そういった方々が平均値を下げている部分もあるので、実際過半数の人は平均寿命より長く生きることになります。
厚労省の発表では、2017年の男性が81.09年、女性が87.26年となっています。
大半の人は、この平均寿命より長い人生を送ることになります。
一時期の上り幅より減少してはいますが、いまなお平均寿命は微増していっている状況といえます。
平均寿命が高くなり必要となってくるお金
「年金2000万円足りない問題」がテレビで話題になりましたが、平均寿命が延びていき少子高齢化社会がすすんでいることが背景となっています。
日本はこれまで経験したことのない少子高齢化社会を迎えていくことになります。
世界各国でまだどこも経験したことがなく、モデルとなる国もない状況です。
既存の考え方やライフスタイルでは太刀打ちできない社会になっていくことは容易に想像できます。
今回の「年金2000万円足りない問題」でお金に焦点が当てられました。
どうにかなるだろうと漠然と思っていた人たちが多くいたのが実際ではないでしょうか。
そこに、厚労省から公に「自分たちでどうにかしないとどうにもならないこと」が発表されたもんだからここまで話題になったんでしょう。
でも、僕は逆に「本当に2000万円程度で足りる?楽観視しすぎじゃないか?」という感想でした。
65歳で退職してその後95歳まで生きるとしたら、30年間は無収入になるわけですよね、、、
年金が少なくなっていくのは明らかなのに年金だけに依存するってめちゃくちゃ怖くないですか?
ではどうすればいいんでしょうか?
①自分で資産を作る
②資産を最大化するためにはできるだけ早期に行動する
おそらくこの2点になるでしょう。
正直、きついことをいえば、60歳の段階で資産が0という状況ではそこからどう頑張ってもかなり難しいわけです。
あと5年で退職するのにそこから資産を形成するって現実的に難易度がかなり高いですよね。
こういう人たちは、実質もうほぼ詰みの段階になってしまっているんです。
生活保護を受けるだとか、子供の世話になるとか、そういう選択肢しかなくなってくると思います。
平均寿命からいえば、仕事をやめてからの老後の期間がすごく伸びているわけですよね。
その人生の後半戦が自分の思い通りにいかない生活を強いられるってすごく残念じゃないですか?
お金がないということは選択肢が絞られてしまうということです。
自由で豊かな人生を送るためにはお金は重要な要素です。
お金の話をするとあまりよく思わない方々もいるかもしれません。
でもきれいごとだけではどうにもならないし目を背けていてはダメな部分です。
お金については悪いイメージが先行しがちですが、お金は悪いものではありません。
これからの高齢化社会を生きていくためには、お金についてのリテラシーを高めることが大切です。
僕がもっとも分かりやすいと思う情報を提供してくれているサイトを紹介します。
図解が分かりやすく秀逸ですので、以下を参考に張らせていただきます!
投資にお金を回すためにまずは貯金
効率的に節約するためにはまず固定費削減から
節約しようと思ってまず頭に浮かぶようなことってどんなことでしょうか?
電気をこまめに消す?特売セールを買うためにスーパーにいく?
一見、正しい行動に思えるかもしれないですが、これって結構大変じゃないですか?
でも実際に得られる節約効果って数百円とかだったりします。
要するにこういう節約って積み重なるとそれなりにでかくはなってくるんですけど、費用対効果が薄くて努力してる割にお金があまり残りにくいんですよね。
一番効果の高い節約方法は、大きい金額を占めてるものから見直すことです。
毎月同じ金額がかかる固定費について見直すことをオススメします。
家賃、保険、車、スマホなどは数千円~数万円単位で変わってくるため無駄がないか確認すべきだと思います。
僕自身は、元々訳あってかなり安い家に住めている(2万円台)ので助かっています。
保険に関しては、医療保険(2千円)、生命保険(1万2千円)、がん保険(5千円)とこれだけで毎月約2万円もっていかれてました。
これってよく考えるとすごいことですよね。
手取り20万円程度の場合で考えたら約1割保険を払うために働いてるってことですもんね、、、
でも実際にはほとんどの人が保険では損をするようにできています。
もちろん、若くして亡くなったり病気になったりすると得することもありますが、ごく一部の人たちだけです。
日本では国民健康保険という世界一優秀な保険に入ってるので問題なしです。
病気やケガでの入院や治療費で生活が立ちいかなくなることなどはありえません。
保険に関していえば、何か起こった場合に生活が立ちいかなくなる可能性があるものは入っておかなければいけませんが、それ以外は基本的に不必要です。
僕の場合は、車の自賠責保険と理学療法士の損害賠償保険以外は全部やめちゃいました。笑
やめたら今までの生命保険で積み立てしてた分が100万円ほど戻ってきましたので結構でかかったです。
あと、車に関しては軽の新車を購入して約8年程度乗っています。
今となっては当時に新車で購入して200万近くかかったのは後悔です。
僕は車に全くこだわりがなくて通勤用でしかないので、今後は中古車で極力安いものを買って乗ろうと思っています。
通勤でいらないなら車を手放したいところですが、現状必要なのでここは削らずにおいています。
駐車場代、保険代、車検代、ガソリン代など諸々の維持費だけでも年間50万円近くになりますから、できるだけ手放したほうがお金は残りやすいです。
スマホも案外でかいです。
僕の場合、8千円ぐらいの通信費が格安SIMに変えただけで2千円ぐらいと6千円ぐらい浮きました。
年間で考えれば6千円×12か月で7万2千円です。
ちょっとした旅行にいけるぐらいですよ。
現状格安SIMに変更して通信など全く問題ありません。
最初に変更だけしておけばずっと安いので、あとは節約の努力が全くいらないところが、固定費見直しの一番のメリットです。
節約の努力をしてる感がないのに、勝手にお金が残るようになります。
先取り貯金
僕は一般的な平均給料程度はいただけておりますし、ボーナスも少ないですが多少はいただいています。
でも貯金が全然貯まらなかった。
ギャンブルもしないし、女遊びをするわけでもないし、旅行にいくわけでもないし、高額なものを買うこともない。
自分では贅沢をしているつもりは全くないのに、お金がたまらない。
頑張って仕事を続けても何も残らない状況に、結構危機感を感じていました。
なぜ貯まらなかったかというと、まず貯金の優先順位を間違えていたことです。
給料を1口座でほとんど管理していて、余った金額を貯金するという感じにしていました。
通帳の残高に余裕があると結構無駄な消費や浪費をしてしまったりするんですよね。
そこで、僕は貯金用の口座を作ってそこに毎月決まった金額を給料が振り込まれたら最初に入金していくようにしました。
これだと100%確実に毎月同じ金額が貯まっていきます。
人間あればあるだけ使ってしまうし、なければないでどうにかしようとします。
職場で財形貯蓄をしていた人もいるのですが、今考えればお金に対するリテラシーが低かった20代のときの僕に関して言えばやっておくべきだったなぁと後悔です。
貯金が貯まらないという人は、ぜひ先取り貯金をするようにしてみてください。
収入を増やすために本業以外の副業
収入を増やすためには副業をすべき
大手のエリート企業に勤めていたり、特別な職種ではない限り、ほとんどの職種では毎年の昇給額は微々たるものではないでしょうか?
僕も毎年3000円程度の昇給とかです、、、
一般的には20代より30~40代となるにつれて必要なお金は増えていきます。
結婚して家庭をもったり子供ができれば支出は増えるし、病気をしたりするリスクも高くなり医療費も増えたりします。
でも、支出が増える割合と昇給額を比べた場合、ほとんどは支出増加>昇給額になる人がほとんどです。
そうなると、仕事で責任は重くなったりする一方でまじめに仕事を続けているのにどんどんお金がなくなっていくという状況に陥ります。
ではここから脱却するためにはどうしたらいいでしょうか?
本業で頑張ればどんどん昇給する可能性がある人は、もちろん本業をしっかり頑張るべきかと思います。
でもほとんどの人は前述のとおり、いくら頑張ってもそんなに昇給しないんですよね。
そう考えると本業以外の収入源を得ることが一つの選択肢になってくるかと思います。
一つの収入源に頼るより複数の収入源を得ることが理想です。
副業するための時間を捻出するために
では、副業をするためにどうしたらいいでしょうか?
まずほとんどの人がつまづくのは時間の問題になるかと思います。
本業で忙しくて家に帰るのも遅いし、家に帰っても家事や育児があったり、プライベートの時間もほしいしといった具合です。
僕自身も時間がないという認識が強かったですが、案外無駄な時間を過ごしてることが多いことに気づきました。
1日24時間というのはみんな平等です。
新たに時間を捻出するという思考では時間を作るのはかなり難しいです。
時間を捻出するためには今使っている時間の中で、何かをやめていく必要があります。
やめればその時間分を捻出することができます。
時間を作るという考えより、今やっている何かをやめていくという考えを持つことが大切です。
今自分が使っている時間の中で、すべきこととやめたほうがいいことを分けていくことをしてみましょう。
僕の場合はスマホゲームが諸悪の根源でした。
空いた時間や休みの日など時間があれば、ついついスマホゲームをやるという毎日でした。
一回一回は数分かもしれないですが、積み重なると数時間になっていたりします。
今までのゲームにかけた時間が無になるのはもったいない気がして、初めはなかなかやめる勇気が出ませんでした。
でも今こうしてスマホゲームをしている時間が無駄だと思うことでやめることができました。
物理的にできないようにスマホゲームのアプリ自体を消すことをオススメします。
一度消しちゃえばなぜあんなに夢中になってやっていたかが不思議になります。
これだけでもかなりの時間を作ることができました。
あとは、SNSも空き時間にちょくちょく開いていると1日でみたらかなり時間をとられてることもあります。
スマホゲームと違いSNSは現代には必須のツールだしメリットもあるので、こちらはやめるのではなく使い方を考えるべきです。
時間を固定してそのときだけSNSをするようにするなどの工夫は必要かと思います。
あと僕がオススメするのは、本業をできるだけ早く切り上げて定時退社を目指すということです。
定時になっても集中が切れてだらだらと職場に残ってることとかないですか?
本業をいくら頑張っても増収が見込めないなら、ある意味ドライにならないといけません。
求められている最低限の仕事さえすればいいわけなので、さっさと仕事を終えて職場から離れましょう。
副業に役立つスキルや知識をつけるために
本業で長年頑張ってきた人や今までのプライベートでの経験など、人によって多少差はあるにしてもみんな色々経験してきた経験値があるはずです。
ただそれ自体をすぐに副業に活かせるかというと難しい場合が大半だと思います。
クラウドワークスやココナラなど個人の知識やスキルを副業にする媒体も増えてきていますが、すぐに活かせる職業は限られているのが現実です。
プログラマーやウェブデザイナーやイラストレーターなどのスキルは副業としてもすぐに活かしやすい職業といえます。
ただ、多くの職業や経験はその経験値を何かしら別のスキルを使って変換することで、何か価値を提供できるコンテンツ作ることができるといえます。
僕自身も理学療法士として長年医学に携わってきましたが、それを何か別の価値に転換しようと思ってもなかなかどうしていいかわからない状況でした。
副業は様々なものがあり自分に合った方法を探す必要があります。
そのためには、今まで本業の勉強しかしていなかったという人も、副業をするにあたっては他分野の勉強をしていく必要があります。
そうすることで個人の経験やスキルを副業にできる自分にあった方法を見つけることができます。
投資について
投資は投機(ギャンブル)とは違う
投資ときくと難しそうとかお金を失いそうというイメージを持つ人もいるかもしれません。
株で失敗して借金したとか財産失ったとかいう情報をどこかで聞いたことがあるからではないでしょうか。
でもそういうことって投資ではなく限りなく投機(ギャンブル)に近い手法をとったケースが捻じ曲げられて入ってきた情報がほとんどかと思います。
通常の株や投資信託などであれば、そこまでのマイナスとなるようなリスクはありません。
もちろんリーマンショックのときのような状況に陥ったりすれば、場合によっては元本割れするリスクはあります。
また、株を保有している企業が倒産して0になることはありえます。
でも株を買った企業が全部倒産するなんてことは確率的に起こりえないし、分散投資すればリスクも低く抑えられます。
ましてや借金を背負うなんてことは自分の持っている金額以上を投資しない以上は起こりえません。
労働者から投資家へ
労働収入しかなければ自分が労働しない限りお金は入ってきません。
でも、年齢を重ねていくにつれてみんないつかは労働を続けられなくなるときがきます。
そのときに貯金だけしかしていなければ、あとはその貯金を切り崩して生活していくしかありません。
生活スタイルも違うし、何歳まで生きるかは誰にも分かりません。
年金もどれだけ支給されるか分かりません。
「年金2000万円足りない問題」で話題になりましたが、そのときに本当に2000万円でたりるかは実際分からないわけです。
そうなると貯金がいくらあっても安心なんかできませんよね。
億を超える貯金があれば別だとは思いますが、大半の方は老後を迎えるころに貯金だけでそこまでお金を残すことは難しいのではないかと思います。
でも労働者として働けるうちに少しずつ投資で資産を形成していくことで、労働をしなくても入ってくる収入(不労所得)が得られるようになります。
長期間かけてそうやって資産を少しずつ増やしていけば貯金をするより遥かに大きな資産を形成できる可能性が高いです。
長期での投資でまともな金融商品を買っていけば、そこまで高いリスクを負うことなくリターンを得られます。
前述したような節約をして貯金をしていき、さらに副業などで収入源を増やしていく。
そして、生活をしていくのに問題ない分以外は、銀行に眠らせておくのではなく、資産形成のためにどんどん投資していくことが大切です。
リスクを減らした中でリターンを少しでも多く得ようと思えば、より長期間かけて資産形成をしていく方法が必要になります。
だから、少しでも早く労働者から投資家へなれるようには、できるだけ早く行動に移していくべきなのです。
まとめ
高齢化社会を迎え、人生100年時代ともいわれるようになりました。
定年退職後の期間がどんどん伸びていくことが予想されます。
老後を豊かに自由に過ごせるようになるためには、今から行動を変えていく必要があります。
そのためには、日々の労働収入の中で浪費や消費を削減していって、少しでも早い段階から投資にお金を回していくことです。
労働者から投資家への道に早く進むことができれば、労働収入を得られなくなっても不労所得などでお金を得ることができます。
そういった資産を形成するためには、長期間の時間をかけることでリスクを軽減しリターンを少しでも得られる方法がとれるため有利となります。
早い者勝ちともいえます。
今すぐ行動していきましょう!
それでは、また!