・節約したいけど欲望に負けてしまう
・お金がないから一生懸命働いてるんだけど、忙しくて自由な時間がない
このような悩みを解決する記事になっています。
リベラルアーツ大学の両学長の下記の発信が参考になります。
物を買う時、皆お金を使って買ってると思うやん?
でも、ほんまは「時間」を使って買ってるねん。今持ってるお金は過去の自分の時間。
借金は未来の自分の時間や。時間は有限
過去の、そして未来の自分の時間を使ってまで欲しい物かよく考えて買おな^^ワシは自分や大切な人に時間を使いたいで^^
— 両🦁自由に生きるための知恵を配信中 - リベ大学長 (@freelife_blog) December 22, 2019
このツイートをみて、「お金=時間である」という考え方に共感しました。
自分なりに考えて整理していきます。
この記事で紹介する「お金が自分の時間である」という考えを持つことで、無駄なお金の浪費癖をなくすきっかけになります。
・お金も時間も浪費癖がある人
・浪費癖を治したいと思っている人
・自分の時間を大切にしたいと思っている人
お金とは?価値や信用を示すもの
物々交換の代わりに生まれた人類の発明
かつての人類は狩猟で得た肉や魚などを物々交換していたと言われています。
物は人によって価値が変わるし、腐るため保存ができないなどのデメリットがありました。
そこで考えられたのが、腐らず保存や貯蓄ができ、万人に共通の価値のある代替品との交換。
交換の対象としては貝殻や金属などが使われるようになりました。
それがお金の始まりです。
その後、貨幣が生まれ次第に紙幣へと発展を遂げていき現在の形となりました。
【お金の特徴】
・腐ったりせず保存できる
・持ち運びや管理がしやすい
・共通の価値基準となる
・世の中のほとんどの物品やサービスと交換可能
お金は客観的に「価値」を示すことができる
お金の一番の特徴は「物やサービスの価値を価格という客観的な数字で示せること」です。
人によって物やサービスの価値の受け取り方が変わります。
物々交換だと価値を感じる物同士しか成立しませんでした。
空腹な人にとってはパンの価値は高いし、服がない人にとっては服は価値があります。
物々交換では成り立たなかったものが、お金という共通の価値のあるものが介在することで取引が成立することになったのは大きいですね。
お金は個人の「信用」を示すことができる
お金のもう一つの特徴としては「共通の普遍的な価値が信用を示すこと」です。
お金には絶対的な共通で普遍的な価値があります。
1万円は誰がもっていても同じ1万円です。
持つ人によって価値は変わりません。
物やサービスだけであればそうはいきません。
物々交換の世界であれば、初対面の人とやり取りなかなかできないですよね。
お金という普遍の物が介在するから、初対面でも信用して取引できるといえますね。
生きていくためにはお金を稼ぐことが必要
お金がないと現代社会では生きていけない
昔は自給自足の生活でした。
自分で狩猟をし、自分で家を建て、自分で火をおこし生活していました。
現代社会では、農家が米を作ってくれるから米を食べることができ、大工が家を建ててくれるから家に住むことができ、ガス会社がガスを供給してくれるから火を使えます。
これらの物やサービスを利用するためには、お金がなくてはいけません。
お金は「信用を示すもの」であり「普遍的な価値を持つもの」です。
お金がなければ住むところもないし、食べていくこともできません。
見ず知らずの人には信用できないし、誰も家を貸そうとは思いませんよね。
労働をして人の役に立つ対価としてお金を得られる
お金を得るためには、当たり前ですが労働をしなくてはいけません。
何か人の役に立つ物やサービスを提供した対価として給料(お金)がもらえます。
つまり、お金を得るためには自分の時間を使って価値提供をする必要があるわけです。
不労所得とは?お金がお金を生む仕組み
労働所得と相反するものとして不労所得があります。
①労働所得:時間をかけて労働することで得られる対価
⇒会社員、フリーターなど多くの人に当てはまる
②不労所得:労働をせずに所有している資産から得られる対価
⇒株、不動産、仕組みづくりされたビジネス
労働所得は基本的に労働(時間を使う)しなければお金は発生しません。
一方、不労所得は時間を使わなくても、資産や仕組みがお金を生み出してくれる。
①労働所得=時間をお金に変える
②不労所得=時間以外のものがお金に変わる
お金=時間という考え方
そもそも労働は自分の時間という資本をお金に変えること
労働とは何でしょうか?
・物、サービス、労働力、情報など何らかを提供すること
・上記の価値提供を自分の時間を使って行うこと
⇒つまり、労働=自分の時間をお金に変えること
※不労所得はその点、自分の時間を必要としないところにメリットがあります。
お金で時間を買うことができる【文明の利器】
現在は文明は発展し便利な商品が発明され、誰でも手に入れることができます。
50年前:洗濯板で洗って3時間かかっていた
現在:洗濯機に放り込んでボタンを押すだけ
便利な商品を買うことで、そこにかけていた時間が生まれます。
お金で「時間を節約している道具を買っている」ともいえます。
お金で時間を買うことができる【サービス】
現在は、お金を出せば様々なサービスを受けることができます。
50年前:育児や家事は主婦がするもの
現在:ベビーシッター、家事代行サービス、保育所
お金を使ってサービスの提供を受けることで、自分の時間を増やすことができます。
お金で「時間を節約しているサービスを買っている」ともいえます。
今持っているお金は過去の時間と等価
過去の自分が労働して得た対価
今いくら貯金や手持ちのお金があるでしょうか?
・今持っているお金は過去の自分が時間をかけて稼いだお金
・今のお金=過去の自分の時間
・時給2000円なら1000円は30分の価値
お金を使うということは過去の時間を使うということ
1000円ぐらいだと気にせず無駄遣いしちゃうことありますよね。
でも、もし仮に時給が2000円だとしたら
・1000円を無駄にすることは、30分無駄にしたのと同じこと
・1000円の商品を買うことは、30分働くことと同じこと
こう考えると、されど1000円ですが使い道を慎重に考えようと思いませんか?
お金の無駄遣い=過去の自分の時間の無駄使い
お金って物自体はただの紙切れですよね。
でもお金の価値をもう一度考えてみましょう。
・お金=自分の時間
・お金=労働の対価
・ギャンブルで1万円すった=日給1万円の人が1日ただ働き
・格安SIMに変更せず5000円高い携帯料金=毎月5000円分ただ働き
・保険に2万円かけている=保険のために日給1万円の人が毎月保険のために2日ただ働き
お金の使い方を考えてみませんか?
自分の時間をドブに捨ててると思うと、お金は無駄にすることがどれだけ愚かかわかりますよね。
借金は未来の時間の前借り
借金はいずれ未来の自分が返さないといけないお金
借金は現在の自分に払えないお金を前借りすることですよね。
借金は「支払いを先延ばしにすること=未来の自分が返さないといけないお金」
しかも、借りた分に金利がつくため、余分に多い金額を返さないといけません。
未来の自分の時間を前借りすることと同じ
前述したように、「お金=時間」です。
つまり、借金は以下のように考えられます。
【借金をすること】
・未来の自分の時間を前借りすること(未来の自分の時間を奪うこと)
・金利分、未来の自分の時間をより多く奪われること
今の自分のせいで、未来の自分が尻ぬぐいをさせられるわけですね・・・・
投資は未来の時間を買うということ
投資をすることでお金がお金を生んでくれる
不労所得といわれるものがありますが、資産への投資が当てはまります。
一部、事業所得も仕組み化され自分が時間をかけなくても回る場合であれば当てはまります。
・不動産による家賃収入
・高配当株による配当金
・仕組み化されたビジネスモデルによる収益
資産となりうるものに投資することができれば、労働をしなくても資産が新たなお金を生んでくれます。
お金があれば時間が得られる
お金があれば労働をしなくても生きていけます。
・お金があれば時間が奪われない
・貧乏だと常に労働をして時間を奪われ続ける
大手企業や医師など高給取りであれば、労働収入だけでも十分。
そうなれば、働く時間を減らすこともできるので、時間にゆとりが生まれます。
しかし、ほとんどの労働者は労働収入だけではそうはなりません。
投資をして資産を増やすことは未来の時間を増やすこと
労働だけでは、自分の時間の切り売りから逃れられません。
前述のように、よっぽどの高給取りであれば別ですが、、、
労働から解放されるには、不労所得しかありません。
少しでも給料から余分なお金の浪費をせずに、投資資金にお金を回すかが大切です。
投資で資産を増やすことができれば、未来の時間を増やすことに繋がります。
下記の記事も参考にどうぞ
まとめ【時間とお金を味方につけて豊かな人生を】
時間とお金は、切っても切り離せない関係です。
豊かな人生を歩むためには、時間とお金の原理を知ることが大切。
・お金を浪費することは時間を浪費することと等しい。
・お金を投資し資産を増やすことは、未来の時間を増やすことと等しい。
時間とお金を味方につけて、豊かな人生を送りましょう!
それでは、また!