このような悩みをもっている方には参考になる記事となっています。
時間は、1日24時間、1年間365日というのはすべての人に平等に与えられています。
この与えられた時間をどのように活用するかが大事になります。
時間を有効に活用することで、人生を好転させることができます。
時間に対して大切な考え方をこの記事を読むことで学ぶことができます。
・忙しくて時間がないという人
・時間の有効な使い方について知りたい人
・時間の消費、浪費、投資の違いについて知りたい人
時間は資源であり常に一定のスピードで流れている
時間というのはすべての人に平等に与えられる資源です。
誰に対しても平等に毎日24時間与えられます。
何もしなくてももらえるから大切さに気付きにくい。
失ってからその大切さに気づきます。
お金は使わなければ減ることはないですが、時間は常に一定のスピードで流れていきます。
使っているつもりがなくてもずっと使い続けているのが特徴です。
イメージとしては水道の蛇口をずっとひねっている状態が近いかと思います。
お金であれば水道の蛇口をしめておいて溜めて後で使うというようなこともできます。
でも時間はそれができません。
水道の蛇口から出た水をどこに注ぐかということが大切になります。
ぼーっとして、何もしなくても時間は刻一刻と過ぎていきます。
貴重な資源である時間のこのような特性について理解していないとダメですね。
時間の価値は年代ごとに変わる
あとになってから時間の尊さに気付くことも多いのではないでしょうか。
10代の頃の青春の日々はその時は当たり前に思うかもしれません。
過去の時間の大切さに気付いてもタイムマシンがない限り不可能です。
でも、時間は先にしか進みませんし戻ることはありません。
10代の頃にしかできない時間の使い方というのがあります。
10代のときは、学校に行き勉強をしたり、部活をしたり、友達と遊んだり、恋愛をしてというのは当たり前のことに思うかもしれません。
20代以降の人にとっては、今経験しようと思っても使えない時間の使い方なのです。
先ほどの例でいえば、10代のときの蛇口の水しか10代専用の鉢植えには水を注げないということになります。
そして10代のときにどの鉢植えに水を注いだかによって、どのような芽が出てくるかは違ってくるのです。
若いときほど後々の人生に影響を与える時間が長い分、影響が大きいといえますよね。
10代の鉢植えにはいい土が入っています。
そのときにしっかりと水を注ぐことで時間をかけて育てることができます。
年代が進むにつれて鉢植えの中の土は栄養が少なくなっていきます。
同じように時間という水を注いでも育ちは悪くなります。
若いうちから注ぐべき鉢植えにしっかりと水を注ぐということが成長に繋がり、やがて大きな花を咲かせることになるのです。
時間の無駄になることをやめて、時間を有効活用しよう
時間を無駄にしている人と有効活用できている人は何が違うのでしょうか?
前述したような時間の特性を理解し行動できているかどうかが一つの違いといえます。
時間を無駄にしている人は時間の特性を理解できていないため、時間が貴重な資源であるという認識がありません。
若いときの時間を以下のように使っていませんか?
・やりたいことが特にないから毎日ダラダラ
・夏休みなどの長期休暇も特に何もせず
・スマホゲーなど非生産的なことに時間を使う
10代・20代のときの貴重な時間(水)をどこの鉢植えに注ぐこともなく、垂れ流してしまっているといえます。
僕の例でいえば、中学生~高校生の頃はゲームを漠然と何時間も毎日していた時期がありました。
もっと、そのときにしかできなかったことに時間を使うべきだったと今は後悔しています。
全く無駄とはいいませんが、あまり将来には繋がる時間の使い方ではなかったといえます。
今思えば、部活を頑張ればよかったとか、勉強をもっと頑張ればよかったとか、友達付き合いや恋愛をもっとしておけばよかったとか思ったりします。
時間を有効活用できている人というのは、時間の特性を理解しており、今現在を生きています。
今の自分の時間を大切にし、注ぐべきところに時間を注いでいます。
僕は今30代で今になって気付いた部分もありますが、30代以降でも遅くはないと思っています。
今の時間をどう活用するかで、まだまだ将来に活かしていけると思います。
みなさんも時間の特性を理解して、今の自分にとって何に時間を注ぐべきか一度考えてみてはいかがでしょうか?
【時間の消費・浪費・投資】時間はどこに注ぐべきか?
時間が大切な資源であることは分かったかと思います。
では、時間をどこに注げばいいのでしょうか?
まず、時間の使い方に種類があることを理解する必要があります。
お金の使い方で消費・浪費・投資というのがありますが、時間についても同じように考えると分かりやすいです。
【お金の使い方】
消費:衣食住などその人にとって必要不可欠なものに対して使うこと
浪費:趣味などその人にとって必要不可欠ではないが豊かに生きるため使うこと
投資:株や不動産など将来的に価値を増やすために使うこと
ではこれを時間に置き換えてみましょう。
【時間の使い方】
消費:睡眠や食事など生きるために必要不可欠なことに使うこと
浪費:生きるためには不必要だが趣味など心を豊かにするために使うこと
投資:勉強やトレーニングなど将来的に価値を増やすために使うこと
投資が鉢植えに水を注ぐことになります。
つまり、可能な限り投資に注ぐ時間を増やすことが将来につながる有効な使い方となります。
まずは、普段の生活で自分が使っている時間が消費・浪費・投資のどれに当てはまるかを考えてみることが大切です。
投資と思っていたことが実際は浪費になっていたり、浪費と思っていたことが実は投資に繋がっていたりすることもあります。
一度しっかり分析して考えてみると、自分の時間の使い方の偏りに気付くことができます。
時間の消費・浪費・投資の一例
消費は生きるために必要不可欠なものと考えればいいので比較的分かりやすいかと思います。
判断が難しいものとしては、浪費か投資かの判別ということになるでしょう。
【睡眠】
まず、人間の一日の時間の中でもっとも占める割合が多いものとしては、「睡眠」が挙げられます。
人によっては多少必要な睡眠量は違いますが、平均的には7~8時間程度でしょう。
これより少なければ不健康になりますし、生きるために必要不可欠なものなので消費といえます。
【食事】
食事時間なども生きるためには必要不可欠の行為なので消費といえるでしょう。
ただ、飲み会などで2時間以上を費やすのは浪費といえるのではないかと思います。
飲み会が将来の自分にとって、何か価値を生み出すようなものであれば投資ともいえるかもしれません。
・好きな女性との食事でその後につながる
・尊敬し学ぶべき人との食事で、その時間がが自分の為になる
消費にも、浪費にも、投資にもなりえるといえますね。
趣味に関しても同様です。
・自分の心を満たすためのもの ⇒ 浪費
・将来の利益につながるもの ⇒ 投資
要するに、投資か浪費か判別するためには、将来の自分にとって為になるかどうかという視点で考えましょう。
時間を作ることで自己投資に時間を注ごう
もし「あなた」がほとんど投資に回せていないのであれば、少しでも時間を投資に回す努力をすることをオススメします。
みんな毎日24時間を使って生活しています。
物理的に時間は増やせませんから、そう感じても当然です。
だから、新たに時間を捻出するという考え方ではかなり難しいんです。
でも、時間って工夫すれば案外捻出することができますよ。
ひとついい考え方で『エッセンシャル思考』というものがあります。
「時間を新たに捻出する」のではなく「今時間を使ってやっていることをやめる」という考え方です。
僕が一番効果あったのは、スマホゲーです。
1回であれば数分ですが、1日合計したら数時間になったりします。
スマホゲーをやめるだけで時間ができました。
あとは、できた時間をいかに投資になる使い方に回すかということだけです。
僕の場合は、この時間をkindleでの読書に変えました。
【スマホを触るというスキマ時間】
スマホゲー(浪費) ⇒ 読書(投資)
生活の中で不必要な浪費となっている時間を見つけましょう。
浪費時間の原因となっているものをやめること。
何かをしていた時間をなくすことで、時間は自然と捻出されます。
まずは、自分の一日の中で一番時間の浪費となっている割合が大きい物からやめると効果が出やすいです。
まとめ
時間は常に流れていて決して戻ることはありません。
後で後悔してもそのときの時間は取り戻せません。
若い頃の時間は、その後の人生に影響を与える割合も大きく、価値が高い。
・時間の特性を理解しましょう
・時間の使い方について見つめなおしてみましょう
・自分の日々の時間の使い方を振り返りましょう。
消費・浪費・投資の時間の配分を、自分の適切な割合にすることが大切です。
投資への割合を増やすことができれば将来に繋がります。
70代~80代であれば浪費の割合が多くなっても、人生を豊かに過ごすと考えればいいと思います。
でも若いうちは投資に時間を回すことで相対的にはプラスになるといえます。
ぜひ時間を有効に活用できるよう時間を投資していきましょう。
それでは、また!