いつも友達どまりで終わってなかなか恋愛に発展しない。
このような悩みを解決する記事となっています。
藤沢数希氏の著書「僕は愛を証明しようと思う。」では、モテない理由についても解説されています。
とても興味深い内容で面白い考え方で、今までの王道の恋愛戦略が間違っていたことに示唆を与えてくれます。
今回の記事は、恋愛工学に学ぶシリーズ第2回となります。
・間違っていた恋愛の王道戦略について
・非モテコミットが非モテの原因
・友達フォルダ行きから始めるフレンドシップ戦略は悪手
世間が勘違いしている王道の恋愛戦略について
・1人の女性を想い続けることが恋愛の王道であり美しい恋愛
・女性は自分のことだけを想い続けてくれる男性に惹かれる
・友達から始めて徐々に仲良くなってから恋愛関係に持っていくのがいい
これらの恋愛戦略は世間一般的には王道と思われています。
ですが、間違っているかもしれませんよ。
順番に解説していきます。
1人の女性を想い続けることが恋愛の王道ではない
そもそも恋愛はなぜするのでしょうか?
生物学的な観点から考えてみましょう。
「自分の遺伝子にあった優秀な遺伝子を持つ配偶者を見つけること」
「遺伝子を後世に残す力をもった強い配偶者に巡り合うこと」
この2つしかありません。
人間は言葉を身に着けたがために、複雑になってしまい見失いがちですが、生物学的な視点を忘れてはいけない。
他の動物にはない人間独自の恋愛が生まれましたが、根底には生物学的な本能的な要素が残っています。
女性は自分のことだけを一途に想い続けてくれる男性には惹かれない
口ではこういうことを言って、世の男性もそうだと勘違いしていますが、生物学的・本能的な観点では間違っています。
【女性が本能的に求めるオスとは】
・色んな女性と交わることができる繁殖能力の高いオス
・健康的で力があり種を守ることのできる強いオス
これは人間的に言い換えれば、こうなります。
・色んな女性からモテておりセックスに不自由していない男性に惹かれる
・経済的に裕福で生活を守ることができる男性に惹かれる
つまり、モテて女性に不自由していない男性がよりモテる。
モテない男性はとことんモテない。
これは現代の性経験の有無に色濃く反映されています。
・20代男性の41%が純粋な童貞(日本最大のコンドームメーカーの相模ゴム工業のアンケート調査)
・20代男性の42%が異性との性交渉経験なし(日本家族計画協会の2014年にアンケートを実施し5000人からの回答を得られた調査結果)
一方で女性の約8割は自由な恋愛をしている。
これは、一部のモテ男性が多数の女性と関係を結んでいることを意味します。
つまり、女性は1人を一途に想い続ける男性ではなく、多数の女性と関係を持つ男性に惹かれるということです。
「友達から始めましょう」で恋愛関係に持っていくのは困難
生物学的には女性にとって配偶者となる男性は、優秀な遺伝子を持っているか、生活力があるかが大切です。
動物では体が大きくて強いとか、色が鮮やかでキレイなオスが健康的であることを示し、遺伝子的に優秀であることを表します。
そして、メスはそんなオスに惹かれます。
これを現代の人間社会でいうと、こうなります。
・遺伝子が優秀=イケメンでモテている男性
・生活力がある=経済的に裕福な男性
そして、男性と女性で根本的に違うのは、子孫を残す点において、女性は妊娠・出産を考えると数ではなく質を重視する戦略を取るほうがいいということ。
要するに、モテないお金を持っていない男性を相手にしている場合ではない。
そういう男性は、最初から恋愛対象外と外してみています。
これを「友達フォルダ行き」といい、女性は始めの段階でフルイにかけています。
「友達フォルダ」⇒「恋愛フォルダ」に移動するのは、かなり難しい。
友達フォルダにいれられた時点で、恋愛フォルダ行きは望みが薄く、「友達から始めましょう」の戦略は間違っているといえます。
あなたがモテない原因は非モテコミット
・必死になっていることはモテないことを示す
・モテない男性であるという事実がより女性を遠ざける
・モテるためには非モテコミットをやめること
あなたがモテようと思って必死になってしていたことは、まさにモテないことにコミットする「非モテコミット」だった。
なぜモテないのか、モテるにはどうすればいいのかについて解説します。
必死になっていることはモテないことを示す
モテる男性は、自分から必死にならなくても勝手にモテます。
逆に言えば、モテようと必死になっている男性は、自らモテないことを公言していることと同じです。
前述したように、女性は本能的にはモテる男性(優秀な遺伝子を持つ男性)を求めます。
つまり、モテようと必死になっている男性は、女性にとってはモテない男性(優秀でない遺伝子を持つ男性)ということになり、ますますモテません。
モテない男性であるという事実がより女性を遠ざける
女性からしたら、何年も彼女のいない男性やモテない男性は、それだけで恋愛対象外となります。
女性にとっては本能的には、彼女が常にいたりセックスに困っていなさそうな男性と付き合いたいと思っています。
つまり、モテない男性であるという事実認定をされるだけで、モテなくなるということです。
モテるためには非モテコミットをやめること
モテるようになるためには、非モテコミットをやめることが一番大切です。
相手をしてくれる女性がいなくて困っている、セックスさせてくれる女性がいない男性と思われないこと。
女性に好かれようと必死になったり、尽くせば尽くすほど、非モテであることを自ら宣言しているようなもの。
それが「非モテコミット」です。
女性に好かれようと必死になったり、尽くしまくったり下手にでないこと。
女性には困っていないという立ち振舞でなければいけない。
友達フォルダ行きから始めるフレンドシップ戦略は悪手
・女性は最初に友達フォルダか恋愛フォルダかに振り分ける
・一度友達フォルダに入れられると挽回は難しい
・最初から恋愛フォルダに入れられるような関係性を築くこと
友達から徐々に仲良くなって恋愛関係になることを、「フレンドシップ戦略」といいます。
フレンドシップ戦略は恋愛の王道と思われがちですが、実は間違いです。
女性と関係を結ぶ確率をあげるためには、最初から恋愛フォルダにいれてもらうことが大切です。
つまり、ワンナイトラブやお見合いなどの方が、実は理にかなっているということ。
順番に解説していきます。
女性は最初に友達フォルダか恋愛フォルダかに振り分ける
生物学的な視点で考えれば、女性はより優秀な遺伝子を持つ男性を、見つけることが大切になります。
一方で、男性はできるだけ多くの女性と性交をして、少しでも多くの子孫を残すことを目指します。
次のように言い換えることもできます。
・男性は質より量を求める
・女性は量より質を求める
つまり、女性は数多くのオスからより優秀なオスを見つけようとします。
そうなると効率的なのは始めに選別することです。
女性は始めて会ってある程度で、男性を「友達」か「恋愛」か振り分けます。
こうやって「友達フォルダ」行きにされるわけです。
一度友達フォルダに入れられると挽回は難しい
では「友達フォルダ」に入れられるとどうなるのでしょうか。
「友達フォルダ」の男性からアプローチされた女性はこう思います。
①しつこくアプローチされて迷惑、怖い、気持ち悪い
②好意をもってくれているけど恋愛対象ではないから、せめて利用しよう
いくらアプローチしても、まともに恋愛対象としてみられないから、迷惑に感じたり恐怖心を感じることなります。
それか、好意を利用して貢がせたりおごってもらったりして恩恵を受けようとします。
「友達フォルダ」に入れられているのに、「非モテコミット」的アプローチをすると、こういう残念な結果となってしまいます。
つまり、「フレンドシップ戦略」は恋愛において悪手といえます。
害のなさそうな男は、女性と友達になるまでは可能だけど、そこから親交を深めていっても、性的な興味あることを示すと途端に疎遠になる。
最初から恋愛フォルダに入れられるような関係性を築くこと
ではどうすればいいのでしょうか。
最初の段階で「友達フォルダ」にいれられずに、「恋愛フォルダ」に入れられるような関係性を築くことが大切です。
無駄な時間をかけたり、友達としての期間を長く過ごさないこと。
基本的には恋愛の流れは以下の通りで、これをいかにスムーズに行うか。
①出会って連絡先を交換する
②ごはんや飲みにいったり、2人で会う機会を作る
③手をつないだり、キスをする
④ホテルや家に誘いセックスをする
グダグダと友達付き合いをして「友達フォルダ」に入れられる前に、自分の魅力をアピールして、恋愛対象としてみてもらうように持ち込む必要がある。
まとめ【間違った王道の恋愛戦略からの脱却を】
一途な恋愛や王道の恋愛全てが幻想というわけではありません。
でも、実際にはモテる男性はますますモテて、モテない男性はとことんモテない。
モテる男性は不特定多数の女性と関係を結び、女性もまたそういったモテる男性と関係を結ぶことを本能的には求めている。
一方で、必死になって好かれようと女性にアプローチする男性は、迷惑がられたりする。
一途に想い続けるような恋愛は一見美しく見えるし、映画や物語の中では女性はときめいたりするかもしれない。
でも現実に何年も片思いで想い続けられると、ひどい場合には気持ち悪がられたりストーカー扱いされることになる。
「非モテコミット」と「フレンドシップ戦略」が正しいと思って実行している戦略ミスが、モテない根本的な要因であることも多いと考えられますね。
恋愛工学を学び、間違った恋愛戦略から脱却することが、非モテを改善するための秘訣かもしれません。
それでは、また!